米記者が田中将大の実力を分析 「個人的にはナンバー1に見える」
アメリカでの評価が急激に高まっている
16日のカブス戦で8回10奪三振無失点のピッチングで本拠地初勝利を挙げたヤンキースの田中将大投手がナンバー1ピッチャーであると激賞されている。ESPNのデビッド・スコーエンフィールド記者がピッチャー特集記事を掲載した。
「まだ3試合に先発しただけだが、田中は個人的にはナンバー1に見える。確かに対戦相手はカブスで、カブスは打てない(夜の試合ではマイケル・ピネダと仲間たちもシャットアウトしている)。だが、スプリットは完璧な決め球だ」
この「ナンバー1」という形容詞がメジャーリーグ全体であるのか、ヤンキースであるのかは記事で明らかにしていないが、田中のアメリカでの評価が急激に高まっていることだけは間違いない。メジャーデビューわずか3試合で7年1億5500万ドルの大型契約に相応しいピッチングを見せている右腕を絶賛している。
確かにカブスの打撃陣は今季不振だ。17日の段階で総得点47は30チーム中25位。2割3分という平均打率も25位。ホームラン10本は26位と酷い数字が並んでいる。だがそれでも、バントヒット2本しか許さなかった圧巻のピッチングは高い評価に値するという。