中継ぎで奮闘するメッツ・松坂大輔をチームメートも称賛 「本当に、本当に素晴らしい仕事をしている」
リリーフとして輝きを増している松坂
人生初の中継ぎとして奮闘しているメッツの松坂大輔投手について、チームメートが賛辞を送っている。地元紙ニューヨーク・ポストが「Dice-Kがブルペンからの出番に適応している」と報じた。
マイナーから昇格した松坂は本職の先発ではなく、リリーフとして輝きを増している。現地時間21日のカージナルス戦(2-0でメッツ勝利)では出番はなかったものの、19日と20日のブレーブス戦で連投。19日は8回から1イニングを投げ、1失点を喫したが、延長14回にまでもつれ込む激闘となった20日の一戦では11回から3イニングを投げて、見事、無失点。慣れない役割で結果を出している。
メッツのアンソニー・レッカー捕手は「ダイスケはすごい。いいピッチングをしている。カウントが危なくなると、スローな球種(変化球)でストライクを重ねる。カウントが有利になれば、いとも簡単に打者を打ち取る。本当に、本当に素晴らしい仕事をしていると思う」と絶賛しているという。
「(20日に3イニング投げ切ってくれたことは)チームにとって大きい。彼が過去にリリーフで2連投したことがあったのか分からないけれど、ものすごく印象に残った」とも語っている。
松坂は中継ぎでも腐らず、しっかりと結果を残すことで、チームメートの信頼を着実に集めているようだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count