米メディアが大特集 イチローとジーター、偉大なのはどっち?

ホームラン数と盗塁数で大きな差

 イチローがプロ野球で初めてフルにプレーしたのは20歳だった1994年で、打率3割8分5厘、出塁率4割4分5厘、長打率5割4分9厘を記録した。これは日本で最後のシーズンとなった2000年の打率3割8分7厘、出塁率4割6分、長打率5割3分9厘とほとんど同じ数字だ。

 つまり、イチローは20歳の時から、メジャー初年度の2001年と同等の成績を残せていたはずだと、同記者は分析する。

 ジーターとイチローの27~39歳の成績を比べてみると、それほど大きな差はない。

ジーター 打率3割8厘   出塁率3割7分5厘 長打率4割3分7厘
イチロー 打率3割1分9厘 出塁率3割6分1厘 長打率4割1分4厘

 ホームラン数はイチローの111本に対してジーターが178本と上回っているが、盗塁数ではジーターの240個に対してイチローが倍近くの472個を記録している。また、Baseball-Reference.comによると、ジーターは1252得点を生み出しているが、イチローは1357得点となっている。

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