田中将大が新人王の最有力候補!? 米スポーツ誌が4月の成績から今季の個人タイトルを予想
新人王筆頭候補・田中将大、対抗馬はアブレイユ
ヤンキースの田中将大投手(25)が、早くも新人王の筆頭候補に挙げられた。米誌スポーツ・イラストレーテッド電子版が、開幕から1ヶ月の成績を元に、今季のメジャーリーグの個人賞を予想。気が早すぎるかもしれないが、田中の名前がア・リーグの新人王で1番目に登場している。
田中はデビューから5試合で3勝無敗、防御率2・27、WHIP(1イニング当たりの四球+安打)0・93を記録。さらに、平均投球イニング7回1/3はリーグトップだ。記事では、ベストゲームは4月16日のカブス戦だったとしている。8回を内野安打2本だけの無失点に抑えて10奪三振の快投を見せた。一方でワーストの試合を決めるのは困難だと指摘。それだけ安定感が光っていたことになる。
対抗馬として2番目に名前が挙がっているのが、ホワイトソックスのホセ・アブレイユ。打率2割7分ながら、10本塁打、32打点はメジャートップ。田中とともに、その活躍は全米で大きな話題となっている。
3番手はロイヤルズのヨルダノ・ベンチュラ。22歳の右腕はリーグトップの防御率1・50を記録し、2勝1敗、WHIP1 ・07と田中に匹敵する成績を残している。他国リーグから移籍してきた田中とアブレイユがいなければ、間違いなく新人王争いでトップを走る存在だった。まだ成長の余地を大きく残していることもプラス材料だ。