ダルビッシュが味方打線の援護なく今季2敗目も周囲を批判せず 「僕が打てるわけではない。打者をリスペクトしている」

味方打線に対して批判を口にすることはなかった

 レンジャーズのダルビッシュ有が現地時間16日のブルージェイズ戦で力投を見せるも、今季2敗目を喫した。8回を投げ、5安打11奪三振3四球で2失点。116球中の力投も、味方打線が相手先発のドルー・ハッチソン投手の前に沈黙。好投が報われなかったダルビッシュだが、0-2の完封負けの後も味方打線に対して批判を口にすることはなかった。自身の投球については8回まで投げたことについては好感触をつかんだ様子。ダルビッシュはこれで3勝2敗、防御率は2・32となった。

――試合は僅差の展開だったが、重圧はなかったか。

「どんな点差でも、目の前の一人ひとりに集中することだけです。8回が0対0であるということはあまり気にしていなかった」

――8回はバントヒットが2本続いた。想像はしていたか。

「1本目は予想はしていなかったけど、2本目は予想通り。チームも予想していたバント。バントは仕方がないと思います」

――タイムリーを打たれたカブレラへの球だが、投げにくさはあったか。

「今までの成績も僕に対してあまりよくないですし、投げにくさというのはなかった。いい球を、いい感じで打たれたかなと」

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