1か月ぶり勝利の黒田博樹は「そこそこヒーロー」!? 現地メディアも黒田の力投&復調を評価
「味方の援護でよりアグレッシブに投げることができた」
怪我人続出のヤンキース先発陣では、黒田と田中将大が頼みの綱。「39歳の黒田の復活は、ヤンキースの不安定なローテーションに必要なものだ」。記事ではこう報じ、地元メディアもベテラン右腕の完全復活を切望。
この日の投球で今季防御率は4・61と0・01だけ改善したが、過去6シーズンで黒田の防御率が4・00を上回ったことがないという事実を挙げており、本来の姿を取り戻せば問題ないと見ているようだ。
また、高級紙ウォールストリート・ジャーナルでもヤンキースの勝利を伝えており、その中で黒田について「今季の(ここまでの)投球を考えると、十分に、本当に十分に良かった」と評価した。
「打線が序盤にリードを与えてくれたので、よりアグレッシブに投げることができた」
本人は試合後に通訳を介してこう話したという。ヤンキースが2回までに4点を奪ったことも、大きな助けとなったようだ。
黒田は98球を投げ、ストライクは58球。パイレーツ戦での通算成績は6勝1敗と圧倒的な戦績となっている。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count