田中将大はニューヨークスポーツ界最高のスター!? 地元メディアから「ミスター・ビッグ」の声も
今や、この街一番の大物になった
田中はポスティングシステムを経て、楽天から加入。記事では過去にFA移籍で加入した選手と比較しており、レジー・ジャクソンの名前を挙げている。「Mr.October」の異名を持つ同選手は1977年にオリオールズからFA移籍で加入し、ワールドシリーズ優勝に導いた伝説的な打者。田中はニューカマーとして、それ以来となる活躍を見せているという。
さらに同紙は田中に次ぐスター候補として、NHLニューヨーク・レンジャースのゴーリー、ヘンリク・ルンドクビストを挙げている。カナディアンズとカンファレンスファイナルを戦うスウェーデン代表のハンサムな守護神がチームをスタンレー・カップ決勝に導くことができれば、ニューヨークのスポーツシーンにおいて田中の存在に近づけるかもしれないとしている。このような見方をされていることからも、田中がビッグアップルで早くも圧倒的な立ち位置を確保したことが分かる。
特集の締めくくりでは、ヤンキースのブライアン・キャッシュマンGMが田中獲得直後に「先発ローテーションの3番手」と評したことにちなみ、こう記されている。
「スプリングキャンプで3番手が、今やこの街一番の大物になった」
日米での通算連勝記録を更新中の田中はニューヨークの誰もがリスペクトするような存在となりつつある。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count