メジャー初黒星の田中将大が前を向く 「今日負けて、次の試合が僕の中ではすごく大事」
「悔しいです。次の登板が本当に大事だと思います」
――結果的に左打者に対して打たれる本数が多かった。何か感じたこと、今後に生かせることは?
「いや、特にないですね。まずは自分の投げるボールのレベルが今日は低すぎたので、そこをもう1回上げていけるようにという部分だと思います」
――修正しようとして投球中に心掛けていたことは?
「いや、それは色々ありますよ、もちろん。でも、それは皆さんに言っても分からないと思うので」
――変化球を投げるときに腕の振りが横降りになっているように見えた。
「まだ映像を見てないから分からないです」
――最後のイニングに速いボールが決まっていた。そこに込めた思い、意味はある?
「特にないです」
――それでもクオリティースタートは継続した。
「まぁ自責点が3だったかもしれないですけど、4点取られているんで、それはやっぱり厳しいですよ」
――記録はいつか途切れると思っていたと思うが、実際にこういう日が来てみて、悔しいという感覚以外に何か思うことは?
「ないです。悔しいです。次の登板が本当に大事だと思います。自分にとって。負けた次が」
――気持ちを切らさないと言うことは、ある程度できたか。
「いやぁ、でもまあ4点取られてますからね。(我慢)し切れてないんだと思いますよ」
――試合の流れの中でどの失点も痛いと思うが、あえて一番痛かった失点は?
「全部一緒ですよ、はい」
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count