今季初先発で2勝目を挙げた松坂大輔に称賛の声 メッツ監督も「ハートを見せてくれた」
安定した投球を見せ、自らタイムリーも放った松坂
メッツの松坂大輔投手が25日(日本時間26日)のダイヤモンドバックスとのダブルヘッダー2試合目で今季初先発し、6回3安打2失点と好投して2勝目を挙げた。
ここまでは中継ぎでの登板が続いていたが、今季最多を大幅に更新する98球を投げ、6三振1四球と安定した投球を披露。本業のピッチングだけでなく、2回にはタイムリーも放った。獅子奮迅の活躍ぶりを複数の米メディアが取り上げている。
メッツの公式HPは「スポット・スターターのDice-Kがメッツの(ダブルヘッダー)2試合目勝利を手助けした」と速報。23日の試合が雨天中止となったことで、急遽、先発に抜擢されながら好投した右腕の活躍を伝えている。今季はここまで14試合すべてで中継ぎ登板だったが、記事では「ダイスケ・マツザカはメッツが要求していたすべてのものを(チームに)与えてくれた」と先発としての役割を見事に果たしたことへ敬意を表している。
記事の中では、テリー・コリンズ監督のコメントも紹介。経験豊富な右腕の強靱な精神力を絶賛している。その内容は以下の通りだ。
「先発で投げたいという彼の気持ちを、チームの誰もが理解している。基本的に、今後先発としての仕事が続くことはないのだけれど、彼をそこで起用した。そして、彼は自分の役割を果たしてくれた。彼がどんなハートを持っているか、それを見せてくれた。誰かピッチャーをマウンドに送り出したとき、私にとって心配無用な選手こそが、彼だ」