エースのダルビッシュまでもが再び首の張りを発症 レンジャーズでまことしやかにささやかれる「ノーラン・ライアンの呪い」
新戦力のフィルダーも今季絶望
開幕時に先発ローテーション入りした5人は、シェパーズ、ペレス、ロス、ソーンダース、マルチネスだった。ダルビッシュの代わりに開幕投手を務めたシェパーズは、右肩の炎症で離脱。先日24日に、ようやくマイナーでリハビリ登板を開始した。
ペレスは左肘の靭帯を部分断裂し、通称トミー・ジョン手術を受けたため今季絶望。ソーンダースは打球を左足首に受けて疲労骨折、一時戦列を離れていたが、28日ツインズ戦で復帰予定だ。腰の負傷で昨季を棒に振ったハリソンは、開幕後から先発ローテ入りしたが、再び腰を痛めてDLに戻ってしまった。
その他にも、左腕リリーバーのオルティスは、オフに故郷ベネズエラでバイクに左足を轢かれて骨折。同じく救援のフィゲロアはトミー・ジョン手術を受け、復帰は来年以降の見込みだ。
野手を見てみよう。戦力に最も大きなインパクトを与えたのは、主砲フィルダーの故障だ。首に椎間板ヘルニアを患い、左腕に力が入らない状態が続いていたという。注射でなんとか乗り切ろうとしたが、効果を発揮せず。復帰までに約4カ月を要する手術を受けるため、今季はこのままフェードアウトすることになる。
今季正二塁手として期待されていた有望株のプロファーは、キャンプ中に右肩の筋断裂が発覚。リハビリは順調に進み、実戦復帰への道が見えたと思えたが、19日に再び同じ箇所を故障して、今季の復帰は限りなく不可能となった。
正捕手ソトは、キャンプ中に右膝負傷のために手術を受け、オールスター前後での復帰を目指している。その他、外野手アドゥーシ、E・ベルトレ、ロバートソン、内野手クズマノフがDL入りしている。