岩隈久志が8回1失点の好投で5勝目! チームの連敗を5で止める
力投の岩隈に打線も援護
マリナーズの岩隈久志投手(33)が15日(日本時間16日)のレンジャーズ戦に先発し、8回を1失点に抑え、今季5勝目(3敗)を挙げた。6安打6奪三振無四球という岩隈の力投でチームも連敗を5で止めた。
この日の岩隈は初回を三者凡退に抑え、上々の立ち上がりを見せたが、2回に先頭のブラッド・スナイダーに先制の本塁打を許して失点。しかし、3、4回はランナーを背負うものの、丁寧にコーナーを突くピッチングで要所を締めて無失点で切り抜けると、エンジンがかかってきた岩隈は5回を三者凡退で抑えた。
直後の攻撃で、マリナーズ打線もようやく目覚める。4回まで毎回ヒットを放つも相手先発のニック・マルチネスを打ち崩せなかったが、5回裏2死1、2塁の場面で5番のカイル・シーガーがライト方向に2点二塁打を放って逆転に成功。力投を見せる岩隈を援護した。
打線の奮起に日本人右腕も応える。6、7回と無失点で抑えると、8回には先頭のルイス・サーディナスにヒットを許すが、続くドニー・マーフィーを空振り三振、レオニス・マーティンを二ゴロ、エルビス・アンドラスを一ゴロに打ち取った。
その裏、マリナーズは3点を加点。9回はチャーリー・ファーブッシュがマウンドに上がり、5-1でレンジャーズを下した。
この日の岩隈は106球を投げてストライクは68球。防御率は2・59となった。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count