ダルビッシュがエンゼルスに6回5失点(自責4)で4敗目。1イニング2被弾などで今季初の連敗
4回に集中打を浴びたダルビッシュ
レンジャーズのダルビッシュ有投手(27)が、敵地で行われたエンゼルス戦に先発し、6回を投げて9つの三振を奪ったが、被安打5、5失点(自責4)、4四球で4敗目を喫した。前回登板のアスレチックス戦でも5回0/3を7失点で敗戦投手になっており、今季初めて連敗となってしまった。
レンジャーズはア・リーグ西地区で現在4位。2位のエンゼルスに対してダルビッシュは3年間で7勝1敗と相性は良かった。
1回、先頭のコール・カルホーンを四球で歩かせるなど、序盤からボールが先行。1アウト1塁から、3番のアルバート・プホルスにセンター前ヒットを浴びた。ランナー1、3塁になるはずだったが、レンジャーズのセンター、レオニス・マーティンの二塁への返球がそれた。ダルビッシュはすかさずカバーリングへ行き、三塁方向へそれたボールを取って本塁へ送球するも、カルホーンの生還を許し1点を先制された。
2、3回は無失点で切り抜けたが、4回1アウトからC・Jクローンにレフトへホームランを浴びた。その後もボールが甘く入ったところを痛打され、デービッド・フリースにタイムリー二塁打、カルホーンにもライトスタンドへ2ランを浴び、この回4失点と点差を広げられた。
レンジャーズ打線はエンゼルス先発のマット・シューメイカーに抑え込まれ、6回に1点を返すのが精一杯。9回表にブラッド・スナイダーのソロホームランが出たが焼け石に水。
ダルビッシュは5、6回も無失点に抑え、味方の反撃を待ったが、6回を105球投げたところで降板。防御率は2・62となった。
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count