上原浩治が16セーブ目「1個1個勝たないと」 岩隈久志は4敗目を喫する
9回を抑え16セーブ目を挙げた上原
試合は8回にマリナーズが1点を挙げ、1点差の9回にはレッドソックスの上原浩治投手が登板。相手が追い上げムードに乗った中での展開での登板となった。
守護神は3番のロビンソン・カノを外角高めへの二ゴロに仕留めたが、4番のシーガーには甘く入ったスプリットを右前に運ばれた。この日もスプリットが安定せず、続くローガン・モリソンには四球を与えて1死1、2塁とされてしまう。しかし、ズニーノは外角への直球で空振り三振。さらに、アックリーを一ゴロに打ち取り、自らがベースカバーに入って試合を終わらせた。1回を1安打1四球1奪三振で無失点。防御率は1.26となった。
試合後にはオルティスに抱え上げられるおなじみのパフォーマンスで喜んだ上原。「カノが1番のポイントだったので、抑えてホッとしたわけではないけど、その後に苦しんでしまった」と苦笑いを浮かべた。それでも、しっかりと無失点に抑えて連敗を2で止め「チーム状態が状態なので、今日の結果と言うよりも、1個1個勝たないと追いつかない。頑張ります」と前向きに話していた
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count