「プロが選ぶプロ」 プロ野球オールスターの選手間投票とは?
選手間投票の具体的な内容
☆2008年からスタート
支配下選手がファン投票と同じリスト選手に対して、セ・リーグで9ポジション、パ・リーグでDHを含む10ポジションに投票をするもの。2008年から始まり、今年で7度目。ファン投票と同様、各部門1位の選手がオールスターに出場する。ファン投票と同じ選手が1位になっても2位の繰り上げ出場はなし。
☆制度が変更
2008年から2010年までは自分のチームの選手の投票は不可だったが、2011年から、OKになった。
☆導入の狙い
ファン投票だけでは組織票などによる偏った選手選出になる部門も出てくる可能性がある。プロの視点から、実力のある選手を選び、最強のメンバーをそろえ、その名の通りにオールスターゲームにするため。
☆巨人・阿部慎之助が7年連続選出
2008年から始まったこの制度で巨人の阿部はすべての年で選手間で選ばれている。捕手として、左の強打者として、他球団の選手に一目置かれているのと、おびやかすセ・リーグ捕手の若手の台頭がいないことが理由だ。
☆ダルビッシュもすごかった
日本ハム時代、2008年にこの制度がスタートしてから、渡米するまで4年連続でパ・リーグの投手の1位だった。岩隈久志、田中将大、金子千尋ら好投手が多いとされる中でナンバー1投手として君臨した。名実ともにエースだった。