3連敗の松坂大輔に地元紙が厳しい論調 「彼はメッツを浮上させるのではなく、弱らせている」
誰かが先発ローテーションから外れることになる
メッツの松坂大輔投手が1日(日本時間2日)のブレーブス戦で5回5失点を喫し、3試合連続で敗戦投手となった。4-5で敗れたメッツはここ6戦5敗という不調で今季最悪の借金10。メッツを救えなかったDice-Kを、地元メディアも批判。地元紙ニューヨーク・デイリーニューズは「ダイスケ マツザカがメッツを弱らせ、ブレーブスに4-5で敗れる」と見出しで投球している。
「長らくの間、ダイスケ マツザカはメッツにとってちょっとした光明のような存在だった。ディロン・ジーが故障で倒れ、ラファエル・モンテロがマイナーに降格となった時に、メッツは先発投手を求めていた。日本人右腕はうまく穴を埋めた。マツザカの輝きは先週から消えている。彼はメッツを浮上させるのではなく、弱らせている」
記事では厳しい言葉で松坂の不調を責めている。
松坂はこの日5三振を奪ったが、5回を投げて98球、うちボールが42球で、球数がかさんだ。6月20日のマーリンズ戦、同26日のパイレーツ戦に続き3連敗。この間、防御率が2・68から3・72にまで至った松坂には試練が訪れようとしている。
「上半身の張りで故障者リスト入りしていたギーが復帰間際で、誰かが先発ローテーションから外れることになる。マツザカやルーキーのジェイコブ・デグロムがその候補だ」
デグロムは1勝4敗で防御率3・62。松坂は3勝3敗で防御率は3・72。厳しい戦いだ。