上原浩治もトレードの対象か 現地メディアが「レッドソックスGMがベテラン放出に動く」と報じる
外野手の補強を必要としているレッドソックス
今季ア・リーグ東地区4位とまさかの失速を続けるレッドソックスが来季以降のチーム再建のために守護神、上原浩治投手をトレードに出す可能性が浮上している。ESPNが「トレード・デッドライン・プレビュー」というトレード特集を行ったもの。
昨季のワールドシリーズ王者は現在38勝47敗で借金9。地区4位に沈んでいる。特集ではチームの現状を「いつ弾けるか分からない危険な状況」と定義している。
最大の補強ポイントは「2014年のメジャーで最悪な外野陣」だという。ア・リーグでのプレーオフ争いをもう一度演じるためには優れた打者が必要とされている。特段相手の左腕を攻略しているわけではないが、右投手に対して大きな問題を抱えていると指摘した上で、ベン・チェリントンGMが現在のロースター強化に重きを置くとすれば、故障中のシェーン・ビクトリーノ外野手と不調のジャッキー・ブラッドリー・ジュニアに代わる左打者を補強するだろうと予測している。
補強候補にはパドレスのウィル・ベナブル外野手、ダイヤモンドバックスのジェラルド・パーラ外野手が挙げられている。特集では「もしも、この後、数週間で白星を重ねられない場合には、チェリントンGMはボストンの選手を売りに出すことも考えるだろう。GMは頑なにこのチームは2014年シーズンでタイトルを争うことができると主張しているが」と伝えている。