松坂大輔がブレーブス戦で好投も再びブルペンに? 先発としての登板が残り1試合となる可能性が浮上

ジョナサン・ニースの復帰で松坂の先発は12日が最後に?

 メッツの松坂大輔投手が7日(日本時間8日)のブレーブス戦で今季、自身最長の7回を投げ、無失点と力投した。2-0で勝ち投手の権利を手にマウンドを降りたが、後続が打ち込まれ、勝敗は付かなかった。延長11回までもつれた試合はメッツが4-3でサヨナラ勝ちを収めている。ESPNは力投しながら4勝目を挙げられなかった松坂をその愛称「Dice-K」にかけて「No Dice」との小見出しで速報している。

「マツザカは今季最長7回を無失点のピッチングを見せたが、6月10日以来の勝利は奪われた。3回まで毎回2人の走者を出したが、無傷で切り抜けた」

 記事では投球内容をそう伝えている。松坂は7回を投げ、6安打3奪三振2四球。球数はちょうど100球でストライクは63球だった。それぞれ5失点を喫した直前の2試合よりも制球は安定し、3勝3敗1セーブで防御率は3・32となっている。

 一方、記事では故障者リスト入りしていたディロン・ジー投手が先発復帰する準備が整うことで、今週、松坂がブルペンに戻る可能性があったことを伝えている。ジョナサン・ニース投手が左肩を痛めて故障者リスト入りしたためにその可能性は消えたが、ESPNは、7日の精密検査で左の肩鎖関節の炎症と診断された同選手が、オールスター休暇までの1試合の先発回避で問題なしとしていると伝えている。

 ニースはオールスターゲーム明けの18日にスタートするパドレスとの3連戦での復帰に意欲を燃やしているようで、12日のマーリンズ戦で先発予定とされる松坂は同試合が先発としての最後の出番となる可能性が浮上している。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY