地元メディアが田中将大の負傷について起用法を問題視!? ヤンキース監督は「実際のところは誰にも分からない」
地元メディアから厳しい質問を受けるジラルディ監督
ヤンキースのジョー・ジラルディ監督が全治6週間と診断された田中将大投手の右肘靭帯部分断裂の一因に、起用法の問題があったのではないかと地元メディアから厳しい質問を受けている。米地元紙USAトゥデーが報じている。
故障した田中は11日(日本時間12日)時点でメジャー7位タイとなる今季129回1/3を投げている。ジラルディ監督は「ヤンキースでの起用法が負傷にインパクトを与えたのは?」という質問を受けたという。これに対して指揮官は「もしも(ケガの原因となった)一投というのがあるかと言えば、彼の挙動を見るからにそうは思えなかった。説明するのは難しい。常に彼の腕にビデオでも装着していなければ、実際のところは誰にも分からないことだろう」と語るに留まった。
昨年楽天では212イニングを投げている田中だが、地元メディアの間では、エースの故障の背景には決め球であるスプリットの投げ過ぎがあったことや、ヤンキース加入以前の投球過多を一因に挙げる声なども出ている。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count