ヤンキースがマリアノ・リベラ氏の息子と契約に至らず
「大学での活動を継続したい意思を持っている」とヤンキースGM
ヤンキースは今年のドラフト会議で指名した元守護神マリアノ・リベラ氏の息子、マリアノ・リベラ三世と入団の合意に至らなかったことが明らかになった。地元紙ニューズデイが報じている。
現在イオナ大2年生の右腕は今年大学で13試合に先発し、2勝6敗、防御率は5・40。父親の決め球となったカットボールは未だ習得していないものの、速球は92マイル(時速148キロ)を記録。先月のドラフトではヤンキースに29巡目全体872番目で指名されていた。
ヤンキースのブライアン・キャッシュマンGMはドラフト指名した39選手中26選手と入団の合意に至ったことを明かした上で、伝説の守護神の息子については「彼は現在続けている大学での活動を継続したい意思を持っている。現段階では(ヤンキースでのプレーは)彼が追求しているものではない。マリアノと家族は大学レベルでの活動がより有益と判断したのではないか」と説明している。
偉大なクローザーと息子のピンストライプの名門での父子鷹は当分の間、実現することはなさそうだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count