前田健太の評価はメジャーでもトップクラス!? 米移籍情報サイトが今オフのFA選手ランキングで日本人右腕に注目
田中将大の活躍でさらに評価が高まっている日本人投手
10位はラッセル・マーティン。昨年、パイレーツのプレーオフ進出の立役者となった捕手は、守備面で高く評価されている。打撃も勝負強く、リーダーシップがあり、来年2月で32歳という年齢も捕手としては魅力的だ。
そして、圏外の1番手として紹介されているのが前田健太だ。投手では、シャーザー、レスター、シールズに次ぐ4番目。いずれもメジャーでエース級の投手だけに、前田の評価が高いことが分かる。
「26歳の日本人右腕は15試合で防御率2・08を残している」と今季の成績について触れられている。右肘の靱帯部分断裂で離脱したものの、ヤンキースの田中将大投手の活躍は鮮烈だっただけに、日本人投手の評価はさらに高まっている。前田自身、昨オフにすでにポスティングでメジャー挑戦する希望を持っていることを表明している。
前田の後には、アービン・サンタナ(ブレーブス)、ジェイソン・ハメル(アスレチックス)、ジョシュ・ベケット(ドジャース)の名前が挙げられている。現在はエース級ではないものの、先発ローテーションの柱として活躍するメジャーでもトップクラスの先発投手ばかりだ。
また、野手ではヤンキースにトレードされたばかりのチェイス・ヘドリー、コルビー・ラスマス(ブルージェイズ)、ニック・マーケイキス(オリオールズ)、アラミス・ラミレス(ブルワーズ)らの動向が注目されている。
昨オフには田中を巡って壮絶な争奪戦が繰り広げられたが、果たして前田はどうなるだろうか。メジャーでもトップクラスの評価をされていることは間違いなく、複数球団が獲得に乗り出すことになりそうだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count