松坂大輔が右肘の炎症で15日間の故障者リスト入り メッツ監督は「最低1週間から10日間、投球練習はさせない」
現段階では手術については議論されず
メッツの松坂大輔投手が26日(日本時間27日)、右肘の炎症で15日間の故障者リストに入った。ESPNが報じている。
「彼は15日間では戻ってこないだろう。肘を休める必要がある。炎症が徐々に収まってくれれば、光明も見えてくる。最低1週間から10日間、投球練習はさせない。それからでないと、これ以上のことは話せない」
メッツのテリー・コリンズ監督はそう話している。
後半戦から先発ローテーションを外れ、ブルペンに戻っていた松坂は24日のブルワーズ戦で中継ぎ起用され、2回を投げて3安打3失点。その後、右肘の違和感を訴えていた。MRIなどの精密検査の結果、右肘の炎症と診断された。指揮官によると、球団内では、レッドソックス時代に受けている腱を移植するトミー・ジョン手術などの可能性については現段階では議論の対象になっていないという。
松坂はここまで3勝3敗1セーブで防御率3・87。戦線離脱した日本人右腕の代わりにコリンズ監督は3Aラスベガスから抑えの右腕バディ・カーライル投手を昇格させている。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count