今季1号を放ったイチローがニューヨークの名物アナに挑戦状!?
試合後のコメントも冴えわたったイチロー
ヤンキースのイチロー外野手が25日(日本時間26日)のブルージェイズ戦で今季初本塁打となる3ランを放つ活躍で6-4の逆転勝利の立役者となったが、試合後のコメントも機知に富んでいた。ニュージャージー州最大のニュースサイト「NJ.com」が「イチロー スズキが本塁打の後にヤンキースのアナウンサー、マイケル・ケイに挑戦状」という見出しで報じている。
40歳のベテランは逆転3ランで勝利を引き寄せた後、コメントも冴えわたっていたという。地元メディアから今季ここまで本塁打がなかったことについて質問されたイチローは「もちろんその事実は知っていた。でも(0本だと)またマイケル・ケイがぶつぶつ言うから、ゼロじゃなくてよかった」と通訳を介して地元メディアに語っている。
マイケル・ケイ氏とは、ヤンキースの試合を中継するイエスネットワークで実況を務めている名物アナウンサーで、自らの冠番組を持っている。
記事では「明らかに、この右翼手はケイがホスト役を務めるESPNニューヨークFMを聞いているのか、イエスネットワークの試合の実況をベンチで見ていたのかもしれない」としており、最近バットが湿りがちだったイチローが試合中にケイ氏から厳しい批評を受けることもあったのかもしれない。
コメントも冴えわたるイチロー。翌26日のブルージェイズ戦では4打数ノーヒットに終わり、ヤンキースの連勝も4で止まってしまったが、7月下旬になって飛び出した一発をきっかけに、再び調子を上げていくことを期待したい。
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count