米高級紙が特集 田中将大はメジャーで“最もチケットが売れる投手”!?
4位以降も一流投手が並ぶ
4位以降は増加率が一気に下がる。
4位はホワイトソックスの変則左腕、クリス・セール投手の29%増、5位は2012年のサイ・ヤング賞投手増、レイズのデビッド・プライスの27%増。また、6位はナショナルズのスティーブン・ストラスバーグ投手と、昨年のサイ・ヤング賞投手、ドジャースのクレイトン・カーショー投手が22%増で並んでいる。オールスターで先発投手を務めたカージナルスのアダム・ウェインライト投手は8位の10%増だった。
そして、レッドソックスのエース左腕ジョン・レスター投手が9%増で9位、今季のサイ・ヤング賞最有力候補の「キング」こと、マリナーズのフェリックス・ヘルナンデス投手が8%増で10位となっている。
試合開催日の天候や曜日もチケットの需要を左右するが、StubHub社はどのピッチャーが投げるかも購買者の決断に大きな影響をもたらすとしている。一流ピッチャーの登板というインパクトはチケットの購買に直結するというわけだ。
7年総額1億5500万ドルの契約で開幕前から大きな話題を呼び、メジャーデビューから圧倒的な投球を見せた田中は、ショービジネスの中心地ニューヨークにおいて「タナカマニア」と呼ばれるファンが増殖するなど人気を博し、その登板試合は大きな注目を集めていた。現在、右肘の故障のリハビリを進めている今季最大の新星の早期復活を、多くのファンが待ち望んでいる。
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count