ヤンキースがイチローの定位置のライトの補強を画策か
トレード期限ぎりぎりでキャッシュマンGMが電話をかけまくる!?
ヤンキースはトレード期限の7月31日が迫る中、イチロー外野手の定位置でもあるライトを最大の補強ポイントと見なしているという。米高級紙「ニューヨーク・タイムズ」が「トレードの期限が迫る中、ヤンキースは助けが必要な状況」との見出しで特集している。
記事によると、強化責任者のブライアン・キャッシュマンGMはチームを強化するために電話をかけ続けているという。補強の焦点は外野手の好打者だ。
30日(日本時間31日)には、リーグ最低勝率に苦しんでいるレンジャーズと対戦。試合前の段階で防御率6・23だった元広島のコルビー・ルイス投手相手にわずか2得点と抑えられ、黒田博樹投手の力投も空しく2-3で敗れた。ここ5試合で4敗と2年ぶりのプレーオフ進出に痛い足踏み状態が続いている。
ヤンキースのトレードに関わっているある球団関係者は「ヤンキースの現在の焦点はバットだ」と語ったという。
キャッシュマンGMはマイナーの有望株を放出することなく、チェイス・ヘドリー三塁手、ブランドン・マッカーシー投手、クリス・カプアーノ投手を補強。3人とも加入間もないが、チームに貢献している。