田中将大がチームドクターのチェックで回復の兆し ヤンキースGMも満足げ
定期的な診断で順調な回復を見せている田中
右肘靭帯の部分断裂でリハビリ中のヤンキースの田中将大投手が1日(日本時間2日)にチームドクターのクリストファー・アーメッド医師の再検査を受けたことが明らかになった。地元紙ニューヨークポストが報じている。
ブライアン・キャッシュマンGMは「田中は定期的な診断を受けている。問題(の報告)がない日はいつもいい日だね」と語り、順調な回復を強調している。田中は先月14日にPRP皮膚再生治療法という、自らの血液から抽出した多血小板血漿を注射する治療を実施。以来、今月4日(同5日)でちょうど3週間となる。田中はその時点で問題がなければ、キャッチボールを再開する見通しだ。
ジョー・ジラルディ監督も「間違いなく、遠征から戻る月曜日(4日)にドクターが彼のリハビリに関する次のプランを提示してくれる。彼はずいぶんと回復していると報告を受けている」とコメントしている。
田中は先月8日のインディアンス戦後に右肘の痛みを訴え、精密検査を実施。アーメッド氏のみならずドジャース、メッツのチームドクターの診察を受け、手術は必要なしとの所見が出されていた。
腱を移植するトミー・ジョン手術の場合、1年から1年半の離脱を余儀なくされるため、今回の保存療法で順調な回復が期待されている。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count