イチローのライバルがニューヨーク嫌いを告白 「カルチャーショックに直面」
「この町は嫌いだった」と話したプラド
ヤンキースにトレードで加入し、2日(日本時間3日)のレッドソックス戦で「8番ライト」で先発したマーティン・プラドがニューヨークが嫌いであることを告白した。ESPNが「プラドがヤンキースでカルチャーショックに直面」と報じている。
7月31日のトレード期限最終日に有望なプロスペクトのピート・オブライエン捕手との交換でダイヤモンドバックスからやってきたプラドは今でもヤンキース移籍が朗報か悲報か定かではないという。ベネズエラ人選手はブレーブス時代にニューヨーク遠征に出向いた当時の心境をこう明かしている。
「僕はいつも、あー、まじかよという感じだった。ものすごくたくさん人がいる。僕は人ごみが好きじゃない。この町は嫌いだった」
遠征時に家族を同伴することで、ニューヨークへの嫌悪感は少しずつ軽減していったというが、ニューヨークの生活にはまだ気が引けているようだ。「何人かの友達が電話をくれて、(ニューヨークは)大丈夫だ、と教えてくれた。僕が少し心配しているからね」と話している。
トレード翌日の8月1日のレッドソックス戦では7回にイチローの代打で出場し、ヤンキースデビューを飾った。プラドはそのままイチローの定位置のライトのポジションへ。2日のレッドソックス戦では8番ライトで先発しており、イチローは控えに回っている。