岩隈久志が先頭打者被弾で黒星 唯一の失投に女房役は「わずか髪の毛1本分だけ高かった」
マリナーズ監督は「偉大なピッチングを見せてくれた」
また、本塁打を放ったマーカキスは「高めのボールを待っていた。前回対戦した時は、低めのスプリットでやられた。だからボールが浮くまで待つしかない。高めが来たら、見逃してはダメだ」と、打席でのアプローチを語っている。
地元紙タコマ・ニュース・トリビューン紙では、捕手を務めたズィニーノのコメントを紹介。マーカキスに本塁打されたスプリットについて「もう少し低めに制球したかった。でも、わずか髪の毛1本分だけ高かった」と話している。
1発に泣いた形の岩隈にとっては悔しい1敗だが、この日の投球自体は高く評価されており、地元紙ニューストリビューン紙では、マクレンドン監督が「偉大なピッチングを見せてくれた」と語っている。この日の岩隈は109球を投げ、ストライクは73球。防御率は2・94となった。
次回は本拠地へ戻ってのホワイトソックス戦での先発予定となっている。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count