米野球専門誌選定の2000年以降のメジャー最高選手にイチローが輝く
「スズキのナンバー1選出は実に簡単な選択」
「2000年以降、どんなメジャーリーガーよりも2倍以上のベストツール賞を受賞しているのだから、スズキのナンバー1選出は実に簡単な選択となる。実際に、スカウトが選手の評価のために活用する伝統的なファイブツールでは、パワー部門を除き、ア・リーグの監督から最高の能力の持ち主と認識されている」
記事ではそう報じ、イチローのこれまでのパフォーマンスを絶賛している。
イチローは2002年、03年、07年に「ベストヒッター部門」の1位に選出された。「走塁部門」では01、02、03年の3年連続でトップに選出。「外野守備部門」では03、04、05、06、07、08、10年で頂点に君臨した。
「外野手の強肩部門」では01、02、03、05、06、07、08、09、10年でトップ。これらの定番のファイブツール部門での22回のトップ受賞に加え、ア・リーグで最もエキサイティングな選手部門で5回(01、02、03、06、07年)選ばれるなど、長年にわたり、メジャーの監督によって様々な部門でトップ選手に選出されてきた。
特集では「野球史上最もユニークな選手の1人である。スズキは平均以下のパワーで、スピード特化型のバッターとして最も偉大な選手かもしれない」と総括されている。実際に戦い、攻略法を見いだそうとしたMLBの監督からの評価であることが、今回の受賞の価値を高めている。