右肘負傷の田中将大が再発防止に向けて早くも投球フォームの改良に着手

初の平地での投球練習に手応えを示した田中が早くも最大のテーマに挑む

 右肘の靭帯部分断裂で故障者リスト(DL)入りしているヤンキースの田中将大投手が13日(日本時間14日)、投球フォームの改良に取り組んでいることを明かした。この日から平地でのピッチング練習を再開したが、負傷直後にリハビリ中の課題として掲げていたテーマに早くも取り組んでいるという。

 ESPNは、敵地ボルティモアで田中がキャッチボールの次の段階に進んだことを報じた。キャッチボールを終わらせてから、ラリー・ロスチャイルド投手コーチを座らせて力のこもったボールを10球投げたとしている。右腕は「大丈夫だから徐々にやることが変わっていってるんだと思います」と話しており、復調への手応えを確実に感じている。

 田中が現段階で最も気を使っているのが、投球フォームだ。

「大まかにしか言えないですけど、フォームに関してやっぱり変えるところは変えないといけないと思う。また同じように投げていたら、同じようなってしまうだけだと思うので」

 実際にしっかりと投球フォームを確認するようにしながら、ゆっくりとボールを投げ込んでいる。

 負傷直後には「なんでここを故障したかというと、そこ(肘)に負担がかかってしまっているということだと思うので、ストレスがかかりすぎないように効率のいいフォームで投げられるように改良していかないといけない。なんとなくイメージしている部分はありますけど、こればっかりは投げてないですし、体も動かしてないので分からないです」と話していた右腕。早くも最大のテーマに着手している。

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY