黒田博樹がチームから与えられた「特別休暇」を返上 「中8日は自分の中では空き過ぎ」

中6日での先発を志願した黒田

 ヤンキースの黒田博樹投手が、チームから与えられた特別休暇を“返上”していたことが明らかになった。

 12日(日本時間13日)のオリオールズ戦が雨で中止となり、球団側はベテラン右腕の先発を1回だけ飛ばすことを発表。しかし、13日(同14日)に取材に応じた黒田は、本来の先発予定だった16日(日本時間17日)から1日ずらしただけの17日(同18日)のレイズ戦に先発することを明かした。

 この日、黒田はキャッチボールを行った後にブルペン入り。その後、取材に応じた。

 首脳陣が開幕からただ1人ローテーションを守っている39歳の疲労を考慮し、前回登板から中8日となる19日(同20日)のアストロズ戦での先発を割り当てたことが12日に米メディアで報じられていたが、本人はジラルディ監督らとの話し合いで丁重に断ったという。次回登板は17日になるのかと聞かれると「そうですね」と認め、以下のように話した。

「(登板日程を)直接聞いてないので分からないですけど、開幕からずっと投げているのもありますし、(首脳陣から)気を遣ってもらった。ただ、中8日は自分の中では空き過ぎですし、その次の登板に差し支えると思うので、それだったら日曜日に投げて、もう1回エキストラ(の休み)で使える方がいいですね」

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