【今日のMLB日本人選手】和田がクオリティ・スタートで2勝目 田澤は1回を3者凡退に抑える
岩隈は川崎との対決を無安打に抑える
○カブス対ブリュワーズ(シカゴ)
カブスの和田毅は本拠地でのブリュワーズ戦に先発。初回と2回を3人ずつで終えると、3回も7番マルドナドに2塁打を打たれたほかは凡退で抑え、序盤から好投を見せる。4回は2死1、2塁のピンチを迎えるが、6番ウィークスを空振り三振で切り抜けた。7回も簡単に2死を取るが、6番ウィークス、7番マルドナドに連続でホームランを打たれ、和田は7回途中で降板した。
試合はカブスが4-2で勝利し、和田は2勝目を挙げた。
和田毅 2勝1敗 防御率3.15 30奪三振
○レッズ対レッドソックス(シンシナティ)
レッドソックスの田澤純一は敵地でのレッズ戦に救援登板。5-4でリードする8回にマウンドに上がると、4番メソラコから始まる打順を空振り三振、ファーストライナー、空振り三振と三者凡退に打ち取り、ホールド数を14に伸ばした。最後はムヒカがリードを守りきり、レッドソックスが5-4で勝利している。
田澤純一 2勝3敗14H 防御率3.31 奪三振50
○マリナーズ対ブルージェイズ(シアトル)
マリナーズの岩隈久志は、本拠地でのブルージェイズ戦に先発。ブルージェイズの7番セカンドでスタメン出場した川崎宗則とは3度対決した。岩隈は初回、2死から3番バティスタに内野安打を許すも4番リンドをショートゴロに打ち取る。味方が2点を取って迎えた2回はナバロとラスマスを凡退させると、続く川崎をセカンドゴロに打ち取った。3回は2死から1番レイエスに2塁打を浴びたが、2番カブレラをピッチャーゴロに仕留める。4回には2死2、3塁で川崎と対決し、フルカウントから空振り三振を奪ってピンチを凌いだ。
5、6回を無難に進めた岩隈は、7回の1死走者なしで迎えた川崎との3度目の対決で四球を許す。8番フランシスコをセカンドゴロに抑えたところで101球を投げて交代した。この回ブルージェイズは代打バレンシアが四球で歩いて1、2塁とするも、レイエスが空振り三振で得点には至らず。川崎は9回にロドニーから内野安打を放って1死1塁とし2塁まで進むが、後続を抑えられてゲームセット。マリナーズがブルージェイズ打線を完封し、2-0で勝利した。
岩隈久志 11勝6敗 防御率2.72 109奪三振
川崎宗則 打率.270 本塁打0 打点8 盗塁0