【今日のMLB日本人選手】レッドソックス田澤が2失点 青木もノーヒット

田澤は自らのエラーも絡み2失点を喫する

○レッドソックス対エンゼルス(ボストン)

 レッドソックスの田澤純一は、敵地でのエンゼルス戦、1-2と1点をリードされた8回表に登板。先頭の9番イアンネタをいきなり四球で歩かせると、続く1番カルホーンにセンターへの2塁打を許し無死2、3塁のピンチを招く。2番のトラウトは空振り三振に打ち取り、3番プホルスを迎える。1塁が空いているため、ボール2になったところでキャッチャーが立ち上がり、敬遠のフォアボールで1死満塁となる。

 絶体絶命のピンチで4番ケンドリックを迎え、1ボールからピッチャーゴロに打ち取るが、田澤はこれをファンブル。慌てて持ち直してホームへと投げるが、これがサードランナーの足に当たりボールはファウルグラウンドへ。セカンドランナーの生還も許し、一気に1-4とリードを広げられてしまう。

 続く5番アイバー、6番カウギルを打ち取ってこの回を終えたものの、田澤は2失点。レッドソックスとしても痛恨のイニングとなってしまった。試合は4-2でエンゼルスが勝利した。

田澤純一 2勝3敗14H 防御率3.14 55奪三振

○ツインズ対ロイヤルズ(ミネソタ)

 ロイヤルズの青木宣親は、敵地でのツインズ戦に1番ライトでスタメン出場。試合はロイヤルズ・バルガス、ツインズ・メイが4回まで好投を見せ、0-0のまま推移する。第1、第2打席を凡退していた青木は5回表、1アウト1、2塁のチャンスで第3打席を迎える。しかしここではセカンドゴロに倒れ、ランナーはそれぞれ進塁。ロイヤルズはこのチャンスを生かし、3点を先制する。

 試合はその後両チーム得点を重ね、6-4でロイヤルズが勝利した。青木は第4打席も凡退し、7回裏の守備からケーンと交代している。

青木宣親 打率.268 本塁打1 打点30 盗塁15

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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