岩隈久志が8回11K無失点で12勝目! 今季12度目のハイ・クオリティースタート
岩隈は今季最多11Kで3連勝 防御率は2・57に
○インターリーグ フィリーズ2-5マリナーズ(フィラデルフィア)
マリナーズの岩隈久志投手が19日(日本時間20日)、敵地でのフィリーズ戦に先発し、8回を4安打無失点と完璧なピッチングで12勝目(6敗)を挙げた。11奪三振は今季最多。
岩隈は、この日も立ち上がりから好調なピッチングを見せる。初回、1番リベアを見逃し三振に打ち取ると、2番ロリンズにライト前ヒットを許すも、3番アットリーをショートフライ、4番ハワードを空振り三振。
2回は2死からヒットのランナーを出すが、8番アッシュをファーストゴロに打ち取る。3回は9番バーネットからの打順で三者凡退。4回は1死から4番ハワードにフェンス直撃の2塁打を許したものの、5番バード、6番ブラウンをスプリットで連続の空振り三振に切って取る。
岩隈はさらに調子を上げ、5回こそ1人のランナーを許したものの、6回、7回を三者凡退で退けていく。マリナーズ打線も初回に2点、6回に1点、8回に2点と順調に加点して岩隈を援護。
8回も3者凡退に抑えた岩隈は、9回表に回ってきた打席で代打を送られてマウンドを降りた。
岩隈は96球を投げてストライクは74球、防御率は2・57まで向上。今季21回の登板で12度目のハイ・クオリティースタート(7回以上を自責2以内、57.1%)、15度目のクオリティースタート(6回以上を自責3以内、71.4%)となった。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count