レンジャーズ監督が前言を撤回 ダルビッシュの休養を尊重「彼は自分の身体について理解している」
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「私にも炎症がある」発言も撤回
レンジャーズのロン・ワシントン監督が右肘の炎症で故障者リスト(DL)入りしているダルビッシュ有投手を擁護している。ESPNが報じている。
ダルビッシュは肘の軽度の炎症と診断され、DL入り。悪化のリスクが存在する限り、ピッチングを再開しない意向を示している。一方、優勝候補の一角だったはずのチームは故障者の続出により、メジャー最低勝率と大不振に陥っている。
記事では「その症状でも投げられるのではないか、とダルビッシュのチームに対する献身を疑問視する者もいる」と現状を報じているが、指揮官はダルビッシュの休養の正当性を主張。ESPNラジオで「彼がチームメートを見放していないということが事実だと私は考えている。それが全てだ。彼は自分の身体について理解している。診断書は診断書だが、彼の(肘に対する)感覚は実際のところ周囲には分からない」と擁護したという。
ワシントン監督は15日時点でダルビッシュが25日(日本時間25日)のマリナーズ戦で復帰する見通しを語っていた。「私はダルビッシュが25日に先発することを予想している。なぜ投げないんだ? 彼にも炎症はあるが、私だって炎症はある」と話していたが、指揮官は前言を撤回。「あれはユウ ダルビッシュを攻撃するつもりではなかった。あの発言はすべきでなかった。ダルビッシュが炎症を抱えていることをからかうつもりもなかった。記者から同じ話を何回も何回も質問されて、私にも炎症はあるとつい言ってしまった」と話している。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count
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