【今日のMLB日本人選手】和田が古巣相手に6回までノーヒットの快投 イチローが逆転タイムリー

岩隈がメジャー最短の2回1/3でノックアウト

○レンジャーズ対ロイヤルズ(テキサス)

 ロイヤルズの青木宣親は敵地でのレンジャーズ戦に1番ライトでスタメン出場。初回の第1打席はセンターフライ、3回はファーストゴロ、5回にキャッチャーゴロ、8回には空振り三振と、4打数ノーヒット。チームは1-3で敗北している。

青木宣親 打率.261 本塁打1 打点31 盗塁15

○レッドソックス対マリナーズ(ボストン)

 ワイルドカードをかけて争うマリナーズが、地区最下位レッドソックスの本拠地に乗り込んで行う3連戦の最終日。マリナーズの岩隈久志は3連勝をかけて先発したが、苦手とするレッドソックス相手に乱調。3-0とリードしていた初回は2死2塁から4番セスペデスにレフト前ヒットで1点を返されると、続く2者に連続でフルカウントからの死球を当てて満塁に。7番ミドルブルックスに適時打で同点とされ、8番ベッツを打ち取るまでに39球を要した。

 岩隈は2回を無失点で抑え復調したかに見えたが、3回には先頭の3番オルティスに四球を与えると4番セスペデスからセンターへの2塁打を浴び2、3塁に。5番ナポリをセカンドゴロに打ち取るも逆転され、6番クレイグにショートへの内野安打、7番ミドルブルックスにレフトへの2塁打と1点を許したところで降板した。自身のメジャー最短となる2回1/3を投げて5失点と、珍しく制球が定まらなかった。

 その後試合はマリナーズが5回に再逆転。レッドソックス打線の追撃をしのぎ、8-6でマリナーズが勝利した。岩隈に勝敗はつかなかった。

 また、レッドソックスの田澤純一は2点差で迎えた8回の1死1塁から救援登板し、7番デノーフィアと8番ズニーノを内野ゴロに打ち取っている。

岩隈久志 12勝6敗 防御率2.83 121奪三振
田澤純一 2勝3敗14H 防御率3.00 59奪三振

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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