【今日のMLB日本人選手】上原が同点に追いつかれるも6勝目 イチローはマルチヒット

川崎は4打数ノーヒットに終わる

○ブルージェイズ対レッドソックス(トロント)

 トロントで行われたブルージェイズ対レッドソックスの試合で、ブルージェイズの川崎宗則は9番セカンドでスタメン出場。3回に1死1塁で回ってきた第1打席はファーストゴロ、6回の第2打席は見逃し三振に倒れる。その後、第3、第4打席も凡退した川崎は、4打数ノーヒット。

 レッドソックスは8回まで先発のバックホルツが無失点の好投を見せていたが、3-0でリードした状態で迎えた9回は先頭の9番川崎をサードゴロに打ち取ったものの、その後1番レイエス、2番カブレラに連打を浴び、3番バティスタを四球で歩かせ1死満塁としたところで降板。

 その後を受けてマウンドに上がった守護神の上原は、ここ数試合リリーフ失敗が続いていた悪い流れを払拭することができず、4番リンドのセカンドゴロで1点を返されると、5番エンカーナシオンにレフトへの2塁打を許し、3-3の同点に追いつかれてしまう。

 試合は10回表に勝ち越し点を挙げたレッドソックスが4-3で逃げ切り、上原には勝利がついた。しかしリードを守り切れなかった上原にとっては、素直に喜べない勝利投手となった。

川崎宗則 打率.267 本塁打0 打点10 盗塁0
上原浩治 6勝4敗26S 防御率2.25 73奪三振

○ロイヤルズ対ヤンキース(カンザスシティ)

 ヤンキースのイチローは、敵地でのロイヤルズ戦に8番ライトでスタメン出場。3回表に回ってきた第1打席ではセカンドへの内野安打で出塁すると、9番ウィーラーの四球と1番エルズベリのファーストゴロで3塁へ進み、2番ジーターのショートゴロの間に先制のホームを踏む。

 4回表の第2打席はセンターフライに倒れると、7回表無死1塁で回ってきた第3打席は、ショートへの内野安打で出塁、マルチヒットを放つ。この回もエルズベリのタイムリーでホームに生還し、この試合2得点目を記録する。

 8回の第4打席はショートフライに終わるが、イチローは4打数2安打2得点の活躍で、8-1で勝利したチームに貢献した。

イチロー 打率.286 本塁打1 打点17 盗塁11

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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