イチローのスーパーキャッチ未遂に相手打者は戦々恐々!? 「キャッチしなかったのが驚き」
天敵からもリスペクトを受けるイチロー
ヤンキースのイチロー外野手が、5日(現地時間4日)のレッドソックス戦の5回にあわやホームランを“強奪”というプレーを見せた。スーパーキャッチ未遂で相手打者を恐れさせたことをMLB公式ホームページが報じている。
5回、先頭打者のブロック・ホルトはクリス・カプアーノ投手の4球目を打ち返すと、ライトへの大飛球となった。フェンス際に一気に迫ったイチローはジャンプ一番。しかし、伸ばしたグラブをかすめるようにしてフェンス上で弾み、スタンドに飛び込んだ。
「スタンドに届く当たりとしては柔らか過ぎた。イチローがキャッチしなかったのが驚きだった」
飛距離106メートルでのスタンドイン。イチローがホームランを“強奪”しなかったことが驚きだったという。不惑にしてメジャーのアベレージを超越するスピードとジャンプ力をキープするイチローは、ヤンキースの不倶戴天の天敵の選手からもリスペクトを受けている。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count