広島のルーキー・大瀬良大地投手がプロ入り初完封! チームは横浜DeNAに連勝
大瀬良が今季8勝目をマーク
2位の広島が、横浜DeNAを1-0と僅差で下し、2連勝を飾った。今夜の主役はなんといっても、新人右腕・大瀬良大地の好投。9回5安打、10奪三振で8勝目(6敗)を見事、完封で飾った。
試合後、大瀬良はプロ初完封に「1人で投げきることができて良かった」と満面の笑みを浮かべた。
白熱の投手戦となった。広島の先発・大瀬良大地と横浜DeNAのモスコーソがお互いに譲らない力投を披露。広島は初回、モスコーソの立ち上がりを攻め、1点を先制。2アウトから丸とロサリオの3、4番のヒットで1、3塁とチャンスを作ると、5番の松山がライト前へのタイムリー。先手を奪った。
その後は、両先発の投げ合い。大瀬良が7回以上投げたのは5月16日の巨人戦以来、約4か月ぶりのこと。前回登板の中日戦では6回3安打無失点の好投。終盤にリリーフ陣が同点とされたため、自身に白星はつかなかったが、復調の兆しはあった。
比較的、肩の開きが早かったため、打者にとってボールが見やすかったが、セットポジションでの上体の開き方を修正。きっちりと対策し、好投につなげた。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count