【パ・リーグ必見プレーBest3】もう1度みたい! ルース以来の快挙を遂げた大谷の一撃の凄さ
Full Count編集部が選ぶ パ・リーグ Weekly Top Plays 3 #1【Full-Count×パ・リーグTV】
第1位 日ハム・大谷翔平がプロ野球史上初となる「10勝&10発」を達成!
その瞬間は唐突に訪れた。9月8日のオリックス対日本ハムの試合は、序盤に5点を奪ったオリックスが試合を有利に進める。
4回表、日本ハムは3番陽岱鋼のソロホームランで1点を返し、1死後5番大谷翔平がバッターボックスへ。2ボール1ストライクからの4球目、オリックス・吉田が投じた141キロのストレートは真ん中高めへ。大谷はそのボールを上から叩くようなスイングではじき返すと、打球はセンターへライナーで飛んでいく。
オリックスのセンター・駿太は一瞬取れそうな動き出しで追い掛けるが、打球は勢いを増してそのままセンターバックスクリーン右へ突き刺さり、今季第10号。
大谷はすでに投手として10勝を挙げており、この瞬間、プロ野球史上初めてとなる「10勝&10発」の記録が誕生した。メジャーリーグを見ても、96年前にベーブ・ルースが記録した「13勝&11本」が唯一の大記録であり、大谷は高卒2年目にして早くも野球の神様と1つの記録で肩を並べようとしている。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count