DeNAが連夜の完封劇! 山口俊がヤクルト打線を4安打完封

梶谷も連夜の先頭打者アーチで山口を援護

 横浜DeNAが山口俊のテンポの良い投球でヤクルトを2-0で下した。山口は7勝目(3敗)をマークした。

 2回表に強い雨で中断するなどコンディションの悪い中、山口が快投した。打たせて取ることをこころがけて5奪三振。7回には3番・川端、4番・バレンティンに連続ヒットを浴びたが、雄平をキャッチャーフライ、畠山をショートへの併殺に打ち取った。その後も危なげない投球で117球。前回登板の阪神戦でも9回1失点で勝利しており、2試合連続での完投。プロ初完封を無四球で決めた。

 打線も前夜のヤクルト戦で先頭アーチを描いた梶谷がライトスタンドにこの日も初回にホームランを放ち、山口を援護した。プロ初先発となったヤクルトのドラフト1位・杉浦(国学院大)の立ち上がりを攻めた。6回にはグリエルがタイムリー。リズムの良い山口のピッチングに打線も応えた。

 一方、杉浦は6回2失点でプロ初登板は黒星となってしまったが、伸びのあるストレートに落差のあるフォークも光り、三振を奪う場面もあった。来季以降も期待の持てる内容だった。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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