楽天・松井裕が8回2失点の好投で4勝目! ソフトバンクはマジック点灯できず
130球の熱投、8回のピンチもしのぐ
ヤフオクドームで行われた首位・ソフトバンクと楽天の対戦は、楽天先発・松井裕が8回2失点とソフトバンク打線を抑え、楽天が3-2で勝利した。
ここ5試合で1勝4敗と、首位にいながらマジック点灯へ足踏みの続いているソフトバンク。ソフトバンクは先発のマウンドに大隣を送った。
1回表、いきなり試合が動く。先頭の島内が四球で出塁すると、続く藤田が送り1死2塁。ここで岡島がセンターへタイムリーヒットを放ち、楽天が電光石火の攻撃で1点を先制する。
3回裏、ソフトバンクも先頭の松田が、レフトへ18号同点ホームランをたたき込み同点に追いつくが、楽天は4回表、2死1、2塁のチャンスを作ると、岩崎が2点タイムリーツーベースを放ち、3-1と勝ち越しに成功する。その後試合は膠着状態となり、お互いにチャンスを作れないまま終盤戦へ。
8回裏、ソフトバンクは疲れの見える松井裕を攻め、先頭の鶴岡がヒットで出塁すると、嶋のパスボールと中村のヒットで無死1、3塁と大きなチャンスを作る。ここで今宮がレフトへ犠牲フライを放ち1点差へと迫り、さらに続く内川がヒットで1死1、3塁とする。しかし、ここで松井裕が踏ん張り、李大浩をセカンドフライ、柳田を空振り三振に打ち取り、最大のピンチを脱する。
9回裏はファルケンボーグが三者凡退で締め、楽天が3-2で勝利。松井裕は8回130球6安打2失点の熱投で4勝目(7敗)、ファルケンボーグに19セーブ目がついた。
ソフトバンクは、7回3失点の大隣を援護できず、大隣は今季初黒星(3勝)。この日もマジックを点灯させることができなかった。
ソフトバンク対楽天 ダイジェスト【パ・リーグTV】
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count