岩隈久志がメジャー自己最多15勝 崖っぷちのチームを救う好投でMVPに
負ければPO進出の望みが断たれていたマリナーズ
マリナーズの岩隈久志投手が26日(日本時間27日)のエンゼルス戦で6回1/3を4安打4奪三振無四球2失点の好投でメジャー自己最多の15勝目(9敗)を挙げた。4-3で勝利したマリナーズは連勝。ワイルドカードでのプレーオフ進出の可能性をつなぐ力投を見せた岩隈を、チームはこの日のMVPに選出し、公式ツイッターで伝えている。
「クマは6回以上を投げ、勝利を挙げた。彼が今夜のプレイヤー・オブ・ザ・デイだ」とし、力投する写真とともに伝えている。
ワイルドカード争いで先行するアスレチックスがこの日のレンジャーズ戦で6-2で勝利していたために、この日、マリナーズは負ければプレーオフ進出の可能性が消滅する崖っぷちの状況だった。マリナーズは2001年を最後にプレーオフ進出を逃し続けているが、これはブルージェイズに次ぐ不名誉な記録だという。
地元紙シアトル・タイムズは岩隈が強行出場だったことを報じている。