ヤンキース監督が先発ローテを守り続けた黒田博樹に敬意を表す 「最高のヤンキーであり、最高のお手本」
今季最後の登板で黒田にファンへの挨拶を促す
ヤンキースのジョー・ジラルディ監督が25日(日本時間26日)のオリオールズ戦で、今季最後の登板となった黒田博樹投手の降板時にファンに挨拶するように提案していたことをヤンキース公式サイトが報じている。
同試合は今季限りで現役を引退するデレク・ジーター主将の本拠地最終戦となり、4万8613人が詰めかけたヤンキースタジアムは満員の状態だった。いつも以上に重圧がかかる状況で、黒田は8回2失点と好投した。
今季限りでヤンキースとの契約が満了となる黒田はこれがヤンキースタジアムでの最後の登板だった可能性もある。その右腕に対し、指揮官は8回終了時、ファールラインまで出てファンに挨拶するように勧めたという。
「彼はそれをしたがらなかった。あの時の状況(ジーター最後の試合)に黒田が敬意を表したからだと思うが、ヒロは我々の球団にとって重要な意味を持つ。最高のヤンキーであり続けてくれている。最高のお手本のような存在でもある」
指揮官はそう話し、黒田の貢献度を高く評価している。