前田健太がメジャー挑戦ならば6年契約、年俸総額は約130億円に!? 地元紙が報じる
メジャー挑戦が実現すればストーブリーグの主役に
メジャーでは近年、エース級の投手の年俸は軒並み高騰している。今オフにフリーエージェント(FA)となるアスレチックスのジョン・レスター投手、タイガースのマックス・シャーザー投手、ロイヤルズのジェームズ・シールズ投手らを獲得するには過酷な争奪戦が予想され、条件面も競り上がる可能性は高い。また、トレードで先発の柱を補強するには有望なプロスペクトや主力を放出する必要性がある。
現地報道では、先発ローテーションの4、5番手としてメジャー関係者に評価されることの多い前田。ただ、ポスティングシステムでは、入札金を支払えば人的保証なしに選手を獲得できるだけに、このメリットは大きい。
日本人投手の活躍も前田の評価を高める一因かも知れない。田中は右肘靭帯部分断裂で約2ヶ月半離脱したが、13勝5敗で防御率2・77と活躍。マリナーズの岩隈久志投手は15勝9敗で防御率3・52、ヤンキースの黒田博樹投手は11勝9敗で防御率3・71と安定感を見せた。また、レンジャーズのダルビッシュ有投手も右肘の炎症で戦線離脱するまでに10勝7敗、防御率3・06と不振のチームで奮闘。カブスの和田毅投手は今季後半戦でメジャーデビュー後、4勝4敗で防御率3・25と実力を示した。
近年、成功例の続く日本人の先発投手ブームに前田は乗るのだろうか。いずれにせよ、ポスティングシステムでのメジャー挑戦が実現すれば、今オフのストーブリーグで主役の1人となることは間違いない。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count