メジャー最強投手にまたも悪夢 痛恨の逆転3ラン被弾でドジャースが散る
ポストシーズンはエンゼルス相手に4連敗となったカーショー
今季は開幕直後に左肩を痛めて約1か月離脱したものの、復帰後は驚異的なピッチングを続けた。21勝3敗、防御率1・77という圧巻の成績で、チームを地区優勝へと牽引。3度目のサイ・ヤング賞は確実で、ナ・リーグMVPの有力候補とも言われている。
紛れもなく、現在のメジャー最強ピッチャー。その証拠に、昨オフにはメジャーの投手として史上最高額となる7年総額2億1500万ドル(約235億円)で契約を延長。年俸平均3000万ドル(約33億円)超えは、打者も含めてメジャー史上初だった。
しかし、プレーオフでは屈辱にまみれた。
ポストシーズンは自身4連敗。トンネルのスタートは、カージナルスに自身が2敗を喫し、敗退した昨年のリーグ優勝決定戦からだった。つまり、ポストシーズンではカージナルス相手に4連敗を喫したことになる。レギュラーシーズンでは圧倒的な成績を残しながら、重圧のかかる舞台で苦しんでいる。
エースが再び悪夢を味わい、あっさりと消えたドジャース。世界一への道は、あまりにも険しい。
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count