ソフトバンクが日本ハムにサヨナラ勝利。V率100%に
初戦勝利チームが7年連続で日本シリーズに進出
ソフトバンクが苦しみながらも、クライマックス・シリーズ最終ステージ、日本ハムの初戦をサヨナラ勝利した。最後は吉村裕基選手の意地のタイムリーだった。
2007年のクライマックス・シリーズ導入以降、パ・リーグでは最終ステージの初戦をとったチームが、7年連続で日本シリーズ進出を決めている。短期決戦、いかに先手必勝が大事なこととわかる。1位通過チームなら、アドバンテージを含め2勝していることになる。たとえ2位、3位でも勢いがついたり、気持ちに余裕が生まれてくるのだろう。したがって、今年のソフトバンクがCSを突破する可能性はかなり高い。
2007年はアドバンテージがなかったが、首位通過の日本ハムがロッテを3勝2敗で下した。2008年は1位の西武が3位から勝ち上がった日本ハムに先勝。その後、2連敗したが、連勝して決めた。2009年は日本ハムが2位の楽天に2連勝のあと、1敗したが、4戦目に勝利して突破。2010年は3位から勝ち上がったロッテが1位のソフトバンクを撃破。この時もロッテは初戦を勝利している。
2011年は前年の悪夢を振り払うようにソフトバンクが3位の西武に3連勝。2012年は日本ハムが3位のソフトバンクに3連勝で、駆け抜けた。昨年の楽天も3位のロッテに初戦を勝利。2戦目は敗れたが、その後を連勝で決めている。ソフトバンクにとって、心強いデータが加わった。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count