さあ決戦! ロイヤルズ青木、29年ぶり世界一は「足」で勝ち取る

機動力が武器のロイヤルズ、青木「僕も次の塁を狙っていきたい」

 ロイヤルズの青木宣親外野手が、21日午後7時7分(日本時間22日午前9時7分)に本拠地カウフマン・スタジアムでプレイボールとなるジャイアンツとのワールドシリーズ初戦を控え、20日(同21日)に前日会見に出席した。

 ここまでメジャー新記録となる1シーズンのプレーオフ無傷の8連勝で頂上決戦にたどり着いたロイヤルズだが、ジャイアンツも劇的勝利の連続で勝ち上がってきた。

 しかも、2002年以来となる史上2度目のワイルドカード同士の対戦と、波に乗る両チームの激突。青木は「ウチと同じでワイルドカードで上がってきたチームなので、お互いに勢いのある同士で最高のプレーができると思うし、すごく楽しみです」と熱戦を誓った。

 ブルース・ボウチー監督率いるジャイアンツは「スモールベースボール」で近年のメジャーを席巻してきた。最近5年で3度目のワールドシリーズ進出。しかも、過去2回はいずれも世界一と抜群の強さを発揮している。ただ、ロイヤルズも圧倒的な機動力を存分に生かして勝ち上がってきた。持ち味は似ている部分もあるが、最大の武器では負けない自信がある。

「ウチは相手にプレッシャーを与えられるようなプレーができると思う。特に足では。相手にも走る選手はいるけど、ウチほどではない。間違いなく向こうよりも勝っているものだと思うから、そこは前面に出していきたい。僕も次の塁を狙っていきたい」

 青木も勝負のポイントの1つに挙げる。

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