さあ決戦! ロイヤルズ青木、29年ぶり世界一は「足」で勝ち取る
日本時間22日開幕のWSを前に野球一色に染まるカンザスシティー
ここまでの勢いを維持できた方が、世界一に近づくことは間違いない。しかも、4連勝でオリオールズとのリーグ優勝決定シリーズを制したロイヤルズには5日間のインターバルがあっただけに、まずは初戦を取って流れをつなぎたい。
「(ワールドシリーズまで)間が空いているのもあって、初戦をどうしても取りたいですね。こっちのペースで野球をやりたいというのが基本にはある。最高で7試合ありますけど、休みが空いている分、最初にペースをつかむことがすごく重要になってくると思う。今まで以上に試合への入り方を大事にしていきたいと思います」
1985年以来のワールドシリーズ進出とあって、カンザスシティーは野球一色。街中には、あらゆるところにチームカラーの青色が目立っている。
「街中の雰囲気からも、いよいよだなって感じることができている。このシリーズに勝ってシーズンを締めくくりたいし、とにかく全力で相手を倒しにいきたい」
目標としてきた夢舞台に、ようやく立つことができる。このチャンスを無駄にするわけにはいかない。世界一の称号を必ず手にする。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count