果たして日本人選手の来季はどうなる? 米移籍情報サイトがFA選手の去就を分析
「引退」予測も依然として評価が高い黒田「常に卓越したコントロールを持っている」
続いて登場するのは今季限りでヤンキースとの契約が満了となった黒田博樹投手で、27番目に挙げられている。
今季黒田は開幕から唯一ヤンキースの先発ローテーションを守り続け、日本人投手として初となるメジャー5年連続2桁勝利を達成。11勝9敗、防御率3・71という成績を残した。
シーズン終了時に自身の去就について明言を避けたベテラン右腕について同サイトの予想は「引退」となっているが、寸評では依然として高く評価されている様子がうかがえる。
「2月に40歳となる黒田は過去5年間にわたり約200イニングを投げ、防御率は4.00未満だった。彼は常に卓越したコントロールを持っており、今季ヤンキースでは与四球率を1.6に下げた。現在、黒田が2015年にも投げるかどうかは定かではない。もし彼が投げるなら、ヤンキースがまたクオリファイング・オファーを出すかどうかによって彼の去就は左右されるだろう。彼の最初のメジャー球団であるドジャースへの復帰は、特に彼の家族が今もそのエリアに住んでいる事から、一考に値する。その点では、エンゼルスも候補から外れてはいない」と分析している。