果たして日本人選手の来季はどうなる? 米移籍情報サイトがFA選手の去就を分析
有力な移籍先として「レッズ」と分析されている青木
この特集に取り上げられている日本人選手の最後の1人は今季ロイヤルズの29年ぶりワールドシリーズ進出に貢献した青木宣親外野手だ。40番目の登場となっている。
青木は今季終盤には3連戦で11安打と球団新記録を打ち立てるなど、若いチームを牽引。主に上位打線の1、2番を打ち、打率2割8分5厘、43打点、1本塁打、出塁率3割4分9厘という成績を残した。
移籍先として予想されているのは「レッズ」。寸評では「3年前、ブルワーズは日本プロ野球で3回首位打者となった青木との交渉権を勝ち得た。去年の12月、彼はロイヤルズにトレードされた。1月に33歳となる青木はメジャー通算で.353の出塁率を誇っている。左打者の青木は過去2年間、右打者より多く左投手から打ってきた。彼はライトでの回りくどい守備で知られるが、その守備の数字は許容範囲だ。青木は複数年契約を結ぶと思われ、レッズやホワイトソックス、ツインズ、メッツ、ジャイアンツにフィットするだろう。ロイヤルズも彼との契約延長に関心があると考えられている」と分析している。
特集では、トップに登場するマックス・シャーザー投手に関してはヤンキース、2番目のジョン・レスター投手はカブス、3番目のジェームズ・シールズ投手はレッドソックスを有力な移籍先として予想。また、ポスティング・システムを利用するかどうかは不透明とした上で「現時点で選外の注目選手」として金子千尋投手の名前も挙げている。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count